【特急すずらん運用】785系と789系1000番台の共通運用(2026年3月ダイヤ改正版)

特急すずらんは札幌~室蘭間に6往復設定されている特急電車で、車両は785系または789系1000番台が用いられています。

本記事では特急すずらんの車両運用についてまとめました。

※2026年春のダイヤ改正による変更を反映済です。


(最終更新:2026年3月14日 初回投稿:2019年2月23日)

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特急すずらん 車両運用

特急すずらんには785系または789系1000番台が共通運用で使用されており、どちらで運転されるかは決まっていません。

すずらんの運用はA・B・Cの3通りがあり、

(A)1号-2号-5号-札幌運転所(手稲)入庫
(B)3号-4号-7号-6号-9号-10号-東室蘭泊(翌朝 A)
(C)札幌運転所(手稲)出庫-8号-11号-12号-東室蘭泊(翌朝 B)

…というつながりになっています。

Aで札幌運転所(手稲)に入庫したのち、同じ編成がCで出てくることもあれば、違う編成に差し替えられることもあり、特に決まりはありません。

(A)
東室蘭→室蘭 回送
室蘭05:25-07:10(6)札幌 すずらん1号
札幌(6)07:30-08:58東室蘭 すずらん2号
東室蘭09:31-11:00(4)札幌 すずらん5号
札幌→(手稲)札幌運転所 回送

(B)
東室蘭→室蘭 回送
室蘭6:54-8:38(5)札幌 すずらん3号
札幌(9)9:21-11:06室蘭 すずらん4号 ▲
室蘭11:29-13:11(3)札幌 すずらん7号 ▲
札幌(7)13:46-15:30室蘭 すずらん6号
室蘭16:37-18:23(4)札幌 すずらん9号
札幌(7)19:14-21:03室蘭 すずらん10号
室蘭→東室蘭 回送
(東室蘭泊、翌朝 A)

(C)
札幌運転所(手稲)→札幌 回送
札幌(7)16:07-17:49室蘭 すずらん8号
室蘭18:13-19:58(5)札幌 すずらん11号
札幌(9)21:12-22:52室蘭 すずらん12号 ▼
室蘭→東室蘭 回送
(東室蘭泊、翌朝 B)

※札幌の(カッコ)表記は着発番線です。

2026年3月14日のダイヤ改正にて、特急すずらん号についてはやや大きな動きがありました。

JR北海道いわく「よりご利用しやすい時間帯に」とのことで、
▲すずらん4、7号が約2時間繰り上げ。
▼すずらん12号が約1時間繰り上げとなっています。

【はまなす幻影】すずらん12号の運転時刻繰上げへ(2026年3月ダイヤ改正)
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これに伴い、これまでの
 A 1号→たくさん走って→東室蘭泊(翌日B)
 B 3号→手稲に入庫
 C 手稲を出庫→6号→9号→10号→東室蘭泊(翌日A)
という形態から、

 A 1号→2号→5号→手稲に入庫
 B 3号→たくさん走って→東室蘭泊(翌日A)
 C 手稲を出庫→8号→11号→12号→東室蘭泊(翌日B)
に変更となっています。

なお、2024年3月ダイヤ改正より特急すずらん(および特急北斗)は全車指定席に変更され、自由席の設定がなくなっています。

かつて、すずらん10号が室蘭に到着した後に普通列車4421M東室蘭行となっていましたが、2023年5月20日のダイヤ改正より回送列車に変更されました。


↑特急すずらんは785系と789系1000番台の共通運用。
 いずれも室蘭駅にて。(2019年2月撮影)

なお、ダイヤが乱れた際は札幌運転所(手稲)から代わりの編成を札幌へ送り込み、差し替えられることもあります。


↑札幌駅に大幅な遅れをもって到着し、札幌運転所へ回送される。
 (回送は桑園駅にて、2019年2月撮影)

785系とは

785系特急形電車は1990年に札幌-旭川を結ぶ特急スーパーホワイトアローとしてデビューし、uシートの増結や編成の組替えを経て2002年3月からは5両編成×7本が活躍していました。

その後、2007年にスーパーホワイトアローはスーパーカムイに名前を変え、札幌-室蘭を結ぶ特急すずらんでも使用されるようになりました。

2017年3月のダイヤ改正にて789系0番台に置き換えられる形で「スーパーカムイ」からは撤退し、NE-1~5の5編成は廃車となり、2020年現在は5両×2編成(NE-501、NE-502)が特急すずらんのみで使用されています。


↑室蘭駅に到着した特急すずらん(2019年2月撮影)
 2016年3月まではスーパーカムイは新千歳空港まで直通運転しており、前面表示は「スーパーカムイエアポート」となっていました。(旭川にて、2012年9月撮影)

特急すずらん・785系の今後【2025新情報あり】

以前のJR北海道からの発表資料に「785系はそろそろ終了」といった情報がありましたが、2017年3月ダイヤ改正時にNE-1~5の5両×5編成が廃車になって以来、残された2編成(NE-501・NE-502)に動きはみられません。


↑NE-501、NE-502編成ともに3+2の5両編成ですが、運転台が封じられており独特な外観となっています。

北海道新幹線の新函館北斗開業以後、特急北斗に用いられてきた車両の置換えが進められ、ついに2022年10月にはキハ281系が引退となりました。

その勢いで、次は特急すずらんが785系からキハ261系に置き換えられて室蘭~苫小牧の電化設備が撤去される…という流れを危惧していましたが、2023年5月ダイヤ改正にて室蘭本線・室蘭支線の普通列車に737系電車が導入され、電化設備が撤去される心配はなくなりました。


785系(2編成)は2018年、2020年に「全般検査」を実施しており、当面安泰…とされてきました。

「全般検査」は8年以内に実施する大掛かりな検査であるため、その先しばらく安定して使用する予定がない場合は、検査が見送られて廃車になってしまうケースもあります。

2018年の「8年後」というのは、2026年であるため、いよいよ何らかの動きがあるのではないか?とみていました。

そして、2025年秋頃に報道があり、JR北海道が新型特急電車を調達予定であり、置換え対象が785系・789系であると判明しました。

全車指定席化以後、特急すずらんの利用は低迷しており、減便・快速列車化もあり得るため、785系・特急すずらんにとっては少々雲行きがアヤシくなってきました。

新たな情報が判明した際には、こちらに追記いたします。

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