【500系運用】山陽新幹線500系のダイヤ・運転時刻まとめ(2025年10月ダイヤ版)

500系新幹線は山陽新幹線 新大阪~博多間の「こだま」として使用されています。
現在のダイヤで500系で運転される列車の時刻(車両運用)をまとめました。

2025年10月1日より、山陽新幹線こだま号にN700系(8両編成化改造車)が投入され、時刻表等に「500系で運転」と記載があっても、他車種での運転となる日が多数ありますのでご注意ください。

※本記事では山陽新幹線「こだま」として運転する列車のみを掲載しており、「博多南線(博多~博多南)」については記載していません。
※本記事の時刻情報は「JR時刻表 11月号」をもとにしています。お出かけの前に最新の時刻表もあわせてご確認ください。

(最終更新:2025年12月1日,初回投稿:2023年10月1日)


500系新幹線「こだま」下り・上りダイヤ(運転時刻)

まずは、下り列車・上り列車それぞれのダイヤを時刻の順に記載します。

下り列車
岡 山06:31-09:12博多 こだま833号 △
新大阪07:40-12:04博多 こだま841号 ▲
新大阪11:37-15:51博多 こだま849号 ※
岡 山13:50-16:51博多 こだま851号 ▲
岡 山16:50-19:51博多 こだま857号 △
新大阪17:37-21:51博多 こだま861号 ▲

※ 原則としてハローキティ新幹線で運転
△ N700系などの別車種で運転する日が「少々」あり
▲ N700系などの別車種で運転する日が「多数」あり

主要駅(新大阪、岡山、広島、博多)の発着時刻は下表のとおりです。

列車名 新大阪 岡山 広島 博多
こだま833号 06:31 07:37 07:38 09:12
こだま841号 07:40 08:48 08:49 10:09 10:10 12:04
こだま849号 11:37 12:44 12:50 14:07 14:08 15:51
こだま851号 13:50 15:07 15:08 16:51
こだま857号 16:50 18:07 18:08 19:51
こだま861号 17:37 18:43 18:50 20:07 20:08 21:51

上り列車
博多07:04-11:25新大阪 こだま842号 ※
博多07:49-10:55岡 山 こだま844号 ▲
博多09:49-12:55岡 山 こだま848号 △
博多12:51-17:25新大阪 こだま854号 ▲
博多17:30-20:23岡 山 こだま864号 ▲
岡山21:39-22:42新大阪 こだま868号 ▲
博多20:32-23:21岡 山 こだま874号 △

※ 原則としてハローキティ新幹線で運転
△ N700系などの別車種で運転する日が「少々」あり
▲ N700系などの別車種で運転する日が「多数」あり

主要駅(博多、広島、岡山、新大阪)の発着時刻は下表のとおりです。

列車名 博多 広島 岡山 新大阪
こだま842号 07:04 08:37 08:38 09:55 10:09 11:25
こだま844号 07:49 09:37 09:38 10:55
こだま848号 09:49 11:37 11:38 12:55
こだま854号 12:51 14:37 14:38 15:55 16:10 17:25
こだま864号 17:30 19:09 19:10 20:23
こだま868号 21:39 22:42
こだま874号 20:32 22:07 22:23 23:21

下りこだま849号、上りこだま842号はハローキティ新幹線(V2編成)が原則として使用され、V2編成が検査等で使用できない場合は、他の車両での運行となります。
(その場合は、500系ではなく、N700系などの別の車種となることもあります。)

2025年8月にV3編成が廃車になったことにより、車両点検や検査のための予備車両が足りなくなったようで、多くの500系使用列車が「およそ隔日で他車種」で運転するような形になりました。

2025年10月最新・500系の現状

2025年10月現在、山陽新幹線「こだま」として使用されている500系8両編成(V編成)は、かつて東海道山陽新幹線「のぞみ」として活躍していた16両編成(W編成)を8両に短縮したものです。

16両編成のW編成はW1~W9の9本であり、2010年2月28日まで「のぞみ」として活躍していました。


↑16両編成「のぞみ」として活躍していた頃(2008年9月・福山駅)

その後、量産先行車W1編成を除いた、W2~W9の8本が8両編成に短縮され、V2~V9編成となりました。


↑他と仕様の異なるW1編成は8両化されずに廃車となった(2008年1月・西明石駅)

したがって「V1編成」は当初から存在していません。

そして2025年10月現在の500系の現状は以下のようになっており、「こだま」として使用されているのはV2・V4・V7・V8・V9の5本です。

V2編成 機器更新済(IGBT) ハローキティ新幹線
V3編成  2025年廃車
V4編成 機器未更新(GTO)
V5編成  2022年廃車
V6編成  2022年廃車
V7編成 機器更新済(IGBT)
V8編成 機器更新済(IGBT)
V9編成 機器未更新(GTO)

機器未更新(GTO)であるのはV4・V9の2本のみであり、すでに500系の引退が告知されていることから、今後新たに機器更新を行うことはないものと思われます。

2024年7月発表:

なおV2編成は、2018年5月までエヴァンゲリオンとコラボレーションした”500 TYPE EVA”塗装でした。

さて、500系の今後について、2024年2月にJR西日本より「500系6本のうち4本をN700系に置換える」との発表がありました。

500系の代替となるN700系は、N700A 16両編成として使用されているものを8両編成に短縮したもので、2025年9月12日から営業運転に投入されました。

2025年9月11日発表:
N700系8両編成化改造工事完了 ~第1編成の営業運転開始について~

ところで、このN700系(8両編成)は「P編成」という名称になりましたが、かつて山陽新幹線で活躍していた100系(4両編成)もP編成という名称でした。

この100系P編成(4両編成)は、グランドひかりと呼ばれていた100系V編成(16両編成)を短編成化改造したもので、2001年頃から2011年3月まで山陽新幹線こだま号として活躍していました。

↓100系P編成(2008年9月・徳山駅、博多南駅)

そして2025年10月にはハローキティ新幹線(V2編成)の運行終了も告知され、2026年春のダイヤ改正時には500系の運用がさらに減ることが予想されます。

2025年10月発表:

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