東海道新幹線で左側(海側)に見える「幸せの富士山」とは?

東海道新幹線に乗るときの楽しみといえば、富士山。

2名掛け座席の窓側になる「E席」が「山側」なのは常識…でも、海側になるA席からも富士山が見えるってご存知でしたか?



※この記事はモバイル端末向けに画像を配置しています

東海道新幹線に東京駅から乗車すると、三島駅と新富士駅の間で富士山が右側に見えます。


↑愛鷹連山がスっと流れて、富士山が現れます。


↑電線などがあるため、ビシっと決まるチャンスはわずかです。

この区間では時おり「ただいま富士山が大変きれいに見えております」といった車内アナウンスが入ることもあります。

しばらく富士山の真ん前を走ったのち、新富士駅を通過するあたりで間に工場が入りこみ、工場が稼働している日は煙で見えにくくなっていきます。


さて、この富士山をよく見るには、山側に座る必要があります。


↑新幹線には3名掛けと2名掛けがあり…

3名掛け(A・B・C席)が海側になります。

そして2名掛け(D・E席)が通路側になります。

みんな富士山を見たいから…というだけでなく、1人で利用するビジネスマンが多いためか、指定席はE席が先に埋まってしまうことが多いようです。

新幹線で「一番良いのはE席」とも言われているとか、いないとか。

左側(海側)に見える幸せの富士山とは?

さて、実は東海道新幹線で左側(海側)に富士山が見えるポイントがあります。

その場所は静岡駅を通過して約1分後、左カーブの先の安倍川駅のあたりです。

大きくカーブすることで、富士山が「左側(海側)の後方」にうっすらと見えます。


↑うっすらと。すこしズームしています。

その後、すぐに右カーブがあるため、見えるのはほんの30秒ほどです。

さらに富士山からだいぶ離れてしまうため、天候に恵まれないと見ることができず、

見れたら幸運 = 幸せの富士山・幸せの左富士

と、呼ばれています。

たまには良い席(E席)ではなく、えぇ席(A席)から富士山を見てみてはいかがでしょうか?

飛行機から富士山を見たいときはこちらから。

※地図はGoogle mapを利用して作成

こちらの記事も読まれています: