「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」で三岐鉄道・養老鉄道・樽見鉄道を乗りつぶし

JR東海(とユカイな仲間たち?w)が発売している「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」を使用して、三岐鉄道・養老鉄道・樽見鉄道を乗りつぶします。

JGC修行の一環で利用したJTA042便(那覇→中部)にてセントレアに降りたち、ミュースカイで名鉄名古屋に着いたところからスタート。

1日目 三岐鉄道のりつぶし

JR東海ツアーズにて「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」を購入。
駅構内をタタタ…と走って関西線ホームへ。

名古屋1544-1625富田 313系
あまり需要がないとはいえワンマン2両編成ではキツい感じ。
富田では降車時に両替する客が多発して5分遅れで発車していきました。


↑JR富田駅構内にも三岐鉄道の線路があり、貨物列車のみ発着。

徒歩5分弱で近鉄富田へ、改札には「三岐鉄道乗車券は窓口へ」と案内があり、あまり時間もないので「着駅精算したそうな顔(どんなだ」で改札へ行くと、発車間際ということで色々察してもらえたようで乗車駅証明を渡してもらえましたw

ちなみに乗り鉄旅きっぷは、三岐鉄道について
 三岐線:対象外
 北勢線:対象
と、なっています。これはJR駅との接続有無による差異のようです。

また、各路線の運営は下記のような感じ。
 三岐線:セメント輸送目的で敷いた。ほぼ当初から三岐が運営。
 北勢線:運営が北勢→三交→近鉄と変わったのち近鉄が廃止表明。
     存続させるため上下分離風に自治体が三岐へ運営依頼。
     (鉄道施設所有者は自治体ではなく三岐のため上下分離には該当しない)

近鉄富田1637-1722西藤原 三岐鉄道
西武の車両。対面(近鉄上り線)に到着する急行から1分接続を取って発車。
…と思ったら後方で乗り損なった人が複数発生した模様で車内外がザワつく。


↑西藤原駅。機関車が展示(?)されています。

西藤原1727-1737伊勢治田 三岐鉄道
両駅ともに有人駅で、乗車券は硬券。JR東海とは1つか2つ異なる時代を走っていますね…。


↑東藤原でセメント貨物に遭遇。

伊勢治田~阿下喜
三岐線・北勢線は員弁川(いなべ川)に沿って概ね同じ方向に進むため、末端付近で徒歩連絡が可能となっています。伊勢治田→阿下喜のほうが下り勾配のため歩きやすいようです。

真ん中くらいのミニストップでハロハロ休憩してトータル30分弱。
事前に道が分かっていれば20分弱で徒歩連絡可能とみられます。

阿下喜1818-1914西桑名 三岐鉄道北勢線
三岐線よりも過疎っているという事前情報があったので、車内収受ワンマンと予想していましたが自動改札設置&駅員配置ありでした。そしてナローゲージに違和感w


↑ワイドラッチとナローゲージ車両


↑車内も狭い…というか”細い”ですw


↑西桑名駅

西桑名駅とJR桑名駅は完全に併設というわけではなく少々歩いて乗換え。

1930桑名→名古屋→金山→名古屋→尾張一宮2050
以前は有料列車のセントラルライナー(銭取らるライナー)として使用されていた313系8000番台を見かけたのでチョイ乗り。


↑銭取らぬライナー。

2日目 養老鉄道・樽見鉄道のりつぶし

養老鉄道(揖斐)と樽見鉄道を乗りつぶす際は、揖斐駅~谷汲山~谷汲口というバスルートを活用することでぐるっと回ることができますが、バスの本数がかなり少ないため乗継が成立する曜日と時間帯は限定的です。今回はうまく繋がらないため、各々往復する形としました。

尾張一宮から特別快速で大垣へ。
8両編成で、5000番台(6両)+3000番台(ワンマン2両)という謎な組成でしたw
ワンマン用セミクロスの車両が東海道本線を爆走するのは大きな違和感w

大垣1100-1124揖斐 養老鉄道
養老鉄道の大垣~は桑名は乗りつぶし済なので、今回は揖斐へ。
大垣駅前に往復券の手売り会場があり、いかにもウォーキングしそうな旅客が多いので、これはもしや…!と思ったらその通り「さわやかウォーキング」実施中。

揖斐1135-1200大垣 養老鉄道
乗ってきた電車で戻り。今度はさわやかウォーキング復路の旅客で混雑。

大垣駅では通例(?)のロッテリアで昼食としつつ、13:35の樽見鉄道発車までの間に美濃赤坂へ往復できることに気がついたため行ってみることに。

大垣1239-1246美濃赤坂 313-3000
10年以上前にムーンライトながらで大垣到着後に乗りつぶした際は313-200(転換クロスシート)で車掌が乗務していましたが、今日の列車はワンマン運転。


↑美濃赤坂駅。側線での貨物扱いが廃止されたとかで、草ボーボー。

美濃赤坂1253-1300大垣 313-3000
意外と大垣→荒尾、荒尾→大垣の乗客が多かった。

大垣1335-1403本巣1410-1444樽見 樽見鉄道
乗換案内等では「大垣→本巣」のスジと「本巣→樽見」のスジが分かれていますが、車内では「本巣乗換の樽見行」との案内で、車両交換として扱っているようです。

旅客の大部分がモレラ岐阜で降車。

樽見1501-1606大垣 樽見鉄道
単純に戻るだけなので本巣からは昼寝、モレラ岐阜から多数乗車。
大垣は中間改札がなくJR改札内に直結のため車内収受。5分接続なのでバタバタと乗換え。

大垣1611-1740豊橋 新快速 313-5000
夕方の快速系は概ね8両編成になっているようで、大変助かりますネ。
しかし名古屋から混雑、これは岡崎あたりまで空かないナと予想→的中。。


↑新快速で到着後、折返しは特別快速。

乗継時間は20分、トイレを経由して自由席特急券・うなぎパイ購入。

「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」は4回まで新幹線利用可能ですが、自動改札機には入らない(120mm券)ため有人改札にて本券・新幹線カウント用の券・特急券を提示して入場します。

豊橋1802-1928熱海 こだま672 N700系
こだま自由席かつ端のほうの車両ということでガラガラ、非常に快適。

普段の18きっぷ旅行だと新幹線ワープ区間は特定特急券で利用可能な「浜松→静岡」または「静岡→三島」ですが、今回はリッチに「ロングシート車両で辛そうな区間すべて」をワープしますw

こだまは待避が多く、ワープとはいっても飽きはじめた頃に熱海到着。


↑熱海から先は在来線で。

乗り鉄たび切符は発売額8480円に対して、10400円分乗車でした。

JR東海ほか16私鉄に乗れて、新幹線もOKということでインパクトはあるのですが、距離を伸ばそうとするとJRばかりになる(=だったら青春18きっぷや青空フリーパスで良い)し、私鉄路線数を増やそうにも時間がかかるので限界があるしで、なんとも使いこなしの難しいきっぷでした。

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