JR西日本「北陸おでかけパス」を5489ダイヤルで事前予約・特急能登かがり火の特急料金通算特例

この記事は2018年に北陸地区を訪れた際の記録です。

2024年3月のダイヤ改正において、北陸新幹線が延伸するとともに、特急料金に関する制度変更が予定されています。
お出かけの際はJR公式ホームページや時刻表にて最新の情報をご確認ください。


まずは「北陸おでかけパス」受取りのため、和倉温泉駅のみどりの券売機へ。

北陸おでかけパスは大人2500円で、北陸本線(ほか)の長浜-金沢-直江津および接続する各線の普通列車に乗り放題という切符です。乗車日の3日前までに購入する必要があります。

私のようにエリア外に在住の場合は、電話予約サービスの「5489トクトクきっぷダイヤル」にて事前に予約しておくことで、旅行当日に駅で切符を受け取ることができます。

トクトクきっぷダイヤルは特に待たされることもなくすぐに繋がり、切符名称、利用日、人数などを伝えると、北陸おでかけパスについては電話予約時にクレジット決済が必要とのことで、電話口でクレカ情報を伝えて購入となりました。

在来線の特急列車は特急券を別購入により乗車可能ですが、北陸新幹線の利用はできません。かつては特急街道で快適に移動できた金沢-富山間がネックになりそうです…。

和倉温泉1325-1431金沢 能登かがり火6 683系
以前はサンダーバードが数本、はくたか・しらさぎが1本ずつ和倉温泉へ直通していましたが、北陸新幹線の開業により七尾線系統は金沢で分断されて「能登かがり火」が金沢-和倉温泉の区間特急として設定されました。

系統分離後も和倉温泉を朝発・午後着の1往復のみ直通サンダーバードが残されています。

指定席3号車は和倉温泉で3割弱埋まって発車、七尾で1名乗車で羽咋では乗降ゼロ。
隣の2号車も覗いてみましたが4割ちょいの乗車でした。

グリーン1両・指定席3両・自由席2両の6両でしたが、全区間で1時間ちょいしかかからないのを考えると、指定席2両・自由席3両のほうが良いのでは…といった感じでした。


↑七尾線単線のため途中で対向待ち停車があります。

各駅で分岐制限があるのであまり特急らしくない走りでしたが、空いてて快適でした。
そしてなんとなく右側の席を選んだところ、ずっと日が差していてまぶしかったw

七尾線和倉温泉方面と北陸本線福井方面の間を移動する際に、金沢駅で特急を乗継ぐと特急料金が通算される特例があります。この特例は主にサンダーバードを対象としたもので、しらさぎの場合は敦賀~小松の間を発着する場合のみ適用となります。

金沢から福井方面はわずか13分間に特急2本と普通1本が出るのに対し、富山方面は…。。
乗換えの合間にホームのセブンイレブンでいつもの100円コーヒーを購入。
JR西日本では駅構内の売店がセブンイレブン化されており大変便利ですv


↑参考:金沢-富山間が特急で賑わっていた頃(2010年1月撮影)


以前は683系だった特急しらさぎ、北陸新幹線開業の際に681系化されました。

金沢1448-1534福井 しらさぎ12 681系
9両編成での運行で1~6号車が名古屋行、7~9号車が米原止まりとなります。
金沢始発ですが自由席の待機列が意外と長く、指定席にして正解かも。
加賀温泉でパラパラ乗車あり、7割弱くらいの良い埋まり具合で福井に到着。

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