〈JR北海道〉消費税改定時に総販システムによる乗車券類の発行終了

2019年10月の消費税改定(8%→10%)に伴い、JR各社において運賃・料金が改定され、JR北海道で用いられてきた「総販システム」による乗車券類の発行が終了となりました。

総販システムはJR各社共通のマルスシステムとは独立したシステムであり、かつてはJR北海道内で完結する乗車券・特急券・企画券などを発券することが可能でした。

2014年4月の消費税改定(5%→8%)の際には総販システムにて発券する券種が入場券と簡易委託駅向けの前出し乗車券のみに限定されるようになっていましたが、今回の消費税改定においては運賃変更がシステムへ適用されず、総販システム券が見おさめとなりました。

……ということに、1年ちかく経ってから気がつきました。。


↑かつてはJR北海道内完結の乗車券類は総販システムで発券していました。


↑北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅の入場券。
 総販システムと通常のマルスで券面に若干の違いがあります。


↑母恋駅などの簡易委託駅では総販システムによる前出し券が売られていました。

なお、この時の「170円区間」の切符は母恋→室蘭を利用するつもりで購入したのですが、狙っていた すずらん が789系だったためその場で予定を変更して東室蘭駅方面へ行ってしまい、精算時に回収となりました。。

その後、いつか再訪しようと思っているうちに2019年10月の消費税改定をむかえ、その機会は訪れませんでした。。

なお現在は、簡易委託駅では常備軟券にて乗車券を販売しており、入手でき次第、この項目に追記予定です。

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