【2026元旦】臨時特急で行く犬吠埼初日の出鑑賞のポイント

千葉県の銚子市にある「犬吠埼」では、高い山のうえや離島を除いた平地のなかで、日本国内(本州)で最も早く初日の出を見ることができます。

今シーズンの元旦(2026年・令和8年の1月1日)は、初日の出の鑑賞に便利なJRの臨時夜行特急「犬吠初日の出」号が2本運転されます。

本稿では臨時特急「犬吠初日の出」利用のポイントと、銚子電鉄への乗換え方法など、必要となる情報をまとめました。

※2025年12月8日に、銚子電鉄の臨時ダイヤが発表されたので本稿に反映しました。
(最終更新:2025年12月20日


特急「犬吠初日の出」運転時刻(ダイヤ)

駅名 1号
E257系
3号
E257系
高尾 1:30 ・・ ・・ ・・ ・・
八王子 1:36 ・・ ・・ ・・ ・・
立川 1:44 ・・ ・・ ・・ ・・
大宮 || ・・ 2:15 ・・ ・・
浦和 || ・・ 2:26 ・・ ・・
新宿 2:07 ・・ 2:56 ・・ ・・
秋葉原 ・・ ・・ ・・
錦糸町 2:22 ・・ 3:11 ・・ ・・
船橋 2:34 ・・ 3:23 ・・ ・・
千葉 2:46 ・・ 3:34 ・・ ・・
佐倉 ・・ ・・ ・・
成田 3:10 ・・ 4:00 ・・ ・・
銚子 4:08 ・・ 5:05 ・・ ・・
銚子電鉄
乗換
・・ ・・ ・・
銚子 4:23 4:47 5:23 5:47 6:11
犬吠 4:43 5:07 5:43 6:07 6:31

※今シーズン(2026年1月1日)は時刻が少々変更されるとともに、佐倉駅は通過になりました。

特急「犬吠初日の出」

2026年1月1日運転の特急「犬吠初日の出」は、2本が設定され、E257系9両編成が使用されます。

えきねっとで確認したところ、グリーン車の設定が「4号車の半室」になっていたので、今回も波動用の編成(5000番台:オオOM-91~93編成のいずれか)が使用されるものと思われます。

普通車指定席およびグリーン車があり、自由席の設定はありません。事前に指定席特急券を購入しておく必要があります。

特急犬吠初日の出はいずれも始発駅を0時以降に出発するため、出発間際は駅のみどりの窓口や指定席券売機は営業していない時間帯となります。

そのため、指定席特急券を「えきねっとチケットレス」で購入しておくか、前夜(12月31日の営業時間内)までに指定席特急券を発券しておく必要があるので、注意が必要です。

使用されるE257系のイメージ:

(2024年12月撮影、類似形式で運転される特急あかぎ号)

車内のイメージ:

(2019年3月撮影、特急あずさ号の車内にて)

なお、過去に設定された犬吠崎への臨時列車の歴史はこちらにまとめています。

直近の運転歴としては、2014年から2020年まで「1号高尾発、3号大宮発、5号新宿発」の3本が運転されていました。

その後、コロナ禍を経て、2024年は3本運転に戻り、2025年から2本運転となっています。

255系は登板せず

繁忙期の臨時列車として見かける255系は、今回の登板はありませんでした。


※こちらは特急さざなみとして運転していたときのもの(2015年3月撮影)

銚子駅での銚子電鉄のりかえ方法

銚子駅ではJRの特急列車から、銚子電鉄へと乗り換える必要があります。

銚子駅のJRのホームと銚子電鉄のホームはつながっていて、案内に従って歩くだけの簡単な乗換えです。

境界地点には乗換え改札の建物がありICカード用の簡易改札機が設置されているほか、JRの係員が紙の切符の回収を行い、銚子電鉄の係員が切符の販売を行います。


↑JRのホームの先に、銚子電鉄のホームがつながっている

銚子電鉄は2両編成の小規模な鉄道なので、JRからの乗換え客全員が乗り切れるものだろうか…と心配になるところですが、がんばって詰め込んで乗せる…ということになっていました。

しかし、当日の人出を正確に予測することは難しく、2025年1月1日の運転時には

 (前回)
 特急 4:19着 → 銚子電鉄 4:39発の1本
 特急 4:45着 → 銚子電鉄 5:03発の1本

となっていたところ、さすがに乗り切れなくなり、後続の銚子駅5:29発まで待たされるケースがあったとのことです。

前回の混雑状況が加味されたのか、今シーズン(2026年1月1日)は特急の銚子駅到着時刻が変更されて乗換え客を分散させるとともに、銚子電鉄の始発が繰り上がり、運転本数が増やされています。

 (今回)
 特急 4:08着 → 銚子電鉄 4:23、4:47発の2本
 特急 5:05着 → 銚子電鉄 5:23、5:47発の2本

また、帰りの時間帯(犬吠7~8時発の銚子駅行)も満員・積み残しが発生しやすいので、注意が必要です。

犬吠には何時に着けば良いか?オススメは3号利用。

結論からいいますと、犬吠埼(海岸)に6:00頃を目指して到着するのがオススメです。

この「6:00を目指して」というのは、犬吠埼に限らず 東日本の各地どこでも初日の出を見るときに使える目安になります。

まず、犬吠埼の日の出時刻は「6:46」で、これは国立天文台がいうところの「太陽の上辺が水平線に一致する時刻」です。

日の出時刻よりも少し前から、空が薄ら明るい「薄明」と呼ばれる状態になり、特に日の出前の30分間を「市民薄明」と呼び、屋外で明かりがなくても活動できるくらいの明るさになります。


↑6:14、日の出の約30分前。

2022年1月1日に犬吠埼で初日の出鑑賞をしたときの様子(日の出30分前・15分前・日の出時刻・15分後・30分後)を、こちらの記事で紹介しています。

犬吠埼(日の出鑑賞スポットの海岸)に6:00頃に到着するには、銚子駅5:23発の銚子電鉄に乗車して犬吠駅に5:43に到着し、海岸まで10分ほど歩くと、待ち時間なく初日の出を鑑賞できる良いタイミングになります。

あまりに早く犬吠駅へ着いてしまうと、寒さをしのいで座っていられるような場所はなく、日の出前の海岸で長時間待機していると寒さでからだが冷えてしまうので注意が必要です。

犬吠駅前では例年、初日の出鑑賞に合わせたイベントをやっており、ここで温かい飲食料を購入して身体をあたためておくのもオススメです。

初日の出鑑賞スポットの海岸は相当な広さがあり、早くから場所取りをする必要はありません

特急犬吠初日の出1号を利用して最速の銚子電鉄へ乗り継ぐと、犬吠駅に4:43とかなり早く着いてしまうので、寒さ対策に自信がない場合は特急犬吠初日の出3号を利用すると良いでしょう。


↑犬吠駅にはコインロッカー、出札窓口(きっぷうりば)、自動販売機などがありますが、長時間ゆっくりと座っていられるスペースはありません(2022年1月撮影)

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