海外で使い切れずに余らせた外貨をどうしますか問題。
紙幣はレートが悪いのを承知で日本国内の銀行や両替屋で円に戻すことができますが、コインに対応している所はほぼありません。
机のなかにしまっておいて次回行くときに使おうと思っていても、イザ行く際に持っていき忘れてしまってどんどん溜まってしまう…ということはありませんか?
これはもう、空港の制限エリアでよく見かける「どの通貨でも募金できるコーナー」に寄付するしかないか…と思っていたところ、近年新たなサービスが登場しました。
ポケットチェンジ
https://www.pocket-change.jp/ja/
成田空港や羽田空港のほか都心部にも設置されており、紙幣およびコインをSuica・PASMO等の交通系ICカードのほかWAONやnanacoにもチャージできるという優れた機械です。
成田空港では第1ターミナルの一般エリアと第2ターミナルの出国フロア内に設置されています。今回は第1ターミナルのものを使用してみました。
操作自体は何ら難しいことはなく、スタートボタンを押して、コインを入れていきます。
読み取り能力の都合か1回に20枚までしか入れられませんが、両替処理はまとめて実行できるので繰り返しジャラジャラと投入していきます。
現在の対応通貨は10種類で、コインにも対応しているのは5通貨です。
(米ドルUSD、ユーロEUR、韓国ウォンKRW、中国元CNY、日本円JPY)
修行僧としてはシンガポールドルSGDもコインに対応して欲しいところですがw、今のところは紙幣のみとなっています。
※今後対応通貨追加との情報がありますので、ご利用の際は最新の情報をご確認ください。
なお非対応の通貨が混ざっていた場合はエラーとしてカウントされ、最後に返却または寄付を選択することができます。今回は中国元と思われる一部がエラーになりました。
どちらかというと2000円欲しさに…というよりは、机のなかで「有効なコインが寝ている」状態を放置しているのがイヤだったので、やっと解消されて嬉しいですw
レートはあまり気にしませんでしたが、そんなに悪くは無いようです。
紙幣もたくさん…な場合は、レートを確認してからのほうが良いかもしれません。
なおポケットチェンジは日本円硬貨にも対応しており、海外から帰国した日本人だけでなく海外からの旅行者も余った日本円をチャージしてから帰ることが可能となっています。
ただし、交換先が交通系ICカード等の日本でしか使えないモノがメインのため、ポチポチとイジってみて諦めて退散…という海外旅行者を見かけました。