銚子市の犬吠埼へ初日の出を見に行ってきた【特急「犬吠初日の出」号】

千葉県の銚子市にある「犬吠埼」では、日本国内(本州)で最も早く初日の出を見ることができます。

また、犬吠埼での初日の出鑑賞向けに、東京近郊から犬吠(銚子)への臨時列車が運転されています。

今回はこの特急「犬吠初日の出号」に乗って、犬吠埼で初日の出を鑑賞し、現地の様子をまとめました。
(初回投稿:2022年1月1日,加筆修正:2024年12月5日)



今回乗車したのは、2022年1月1日(元旦)に運転された臨時特急「犬吠初日の出」号です。

初日の出鑑賞のために犬吠(銚子)へ向かう臨時列車は例年設定されてきましたが、前年の2021年1月1日は新型コロナウイルス感染症対策のため運転とりやめとなっており、今回は2年振りの運転となりました。

臨時特急の運転時刻と使用車両(2022年版)

犬吠初日の出号 両国1:30→3:39銚子 E257系500番台 5両編成(全車普通車・指定席)
運転日:2022年1月1日

例年は新宿を2時過ぎに出発し、銚子に4時過ぎ~5時過ぎに到着していましたが、今回はかなり早い時間の設定となりました。


↑房総地区では見慣れたE257系500番台。
 例年どおり前面は「特急犬吠初日の出」を、側面は「特急 銚子」を表示。

めずらしい両国始発

2022年の特急「犬吠初日の出」号は両国駅で普段は使用されていない「低いホーム」の3番線から発車で、この列車が両国始発で設定されるのは2015年以来7年振りのことでした。


↑両国駅「低いホーム」3番線から発車。

当日現地の様子

前日までに指定席券は全席完売となっており、始発駅の両国を発車する時点ではわずかに空席がある状態でした。

その後、途中駅からの乗車もありほぼ満席になったようで、成田では成田山新勝寺の初詣帰りとみられるグループ客の乗車もありました。

臨時特急は銚子駅に3:39到着ですが、銚子電鉄の接続列車は4:32および4:56発と、待ち時間が生じるため、到着した特急列車の車内に5:20まで待機可能との案内がありました。

犬吠駅周辺には寒さをしのいで座っていられる場所がないので、暖かい特急列車の車内になるべく留まり、2本目の銚子電鉄に乗って犬吠駅へ向かいます。


↑銚子電鉄の車両は「貸切」の方向幕。

初日の出、きれいでした

犬吠駅から徒歩10分ほどの海岸に陣取り、6:10頃からスタンバイ。

日の出時刻の30分以上前から空が明るくなりはじめ、日の出時刻の数分後に雲の奥から太陽が顔を出しました。


↑6:14、日の出の約30分前。すでにだいぶ明るい。


↑6:31、日の出の15分前。


↑6:47、ほぼ日の出時刻(遠くの雲に遮られてまだ太陽は見えず)


↑7:00、日の出の約15分後。


↑7:15、日の出の約30分後。ここまで上がると「朝!!」という感じ。

海岸の寒さがとにかく厳しかったですが、とてもきれいな初日の出を見ることができて、大満足でした。

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