【京阪】また乗りたくなる「プレミアムカー」のすべて。ホームに券売機あり。オススメは青い3000系?赤い8000系?

京阪電車の「プレミアムカー」は、2021年にそのサービスが拡大し、3000系にもプレミアムカーが連結されたほか、ホームに券売機が設置されました。

1度乗ったら必ずまた乗りたくなる京阪「プレミアムカー」の座席指定券(プレミアムカー券)の購入方法や車内の様子などをまとめました。


初回投稿:2021年10月9日)

以前は「一見さん」には難しかった『プレミアムカー』

2017年8月より開始したプレミアムカーサービスは、2扉車の8000系のみに導入され、3000系で運行される特急列車にはプレミアムカーが連結されていませんでした。

ではどの列車が2扉車で運行されるのかというと、駅やHP掲載の時刻表を見ると、カンタンに判別することができます。


↑ほ~ら、簡単でしょう?(殴
 …訓練された京阪ユーザでないと、よくわかりません。

さらに以前は座席指定券(プレミアムカー券)は、会員専用サイトからのネット予約か、改札外のインフォステーションのみで発売しており、初めて京阪電車を利用する場合には色々と敷居の高い状態でした。

これらの問題が2021年1月より劇的に改善されて、プレミアムカーがとても使いやすくなりました。


↑乗りたい時にすぐそばに、あなたの上質空間。

駅のホームに発売機設置

2021年1月より、特急停車駅(※)のホームに、プレミアムカー券(およびライナー券)キャッシュレス券売機が設置されました。


↑特急停車駅の6号車(京都出町柳 寄りから6両目)付近に券売機があります。

PiTaPaやICOCAやSuica等の交通系ICのほか、クレジットカード、WAON、nanaco、楽天Edy、PayPay、LINE Pay、d払い、Alipay、WeChat Payと多くの電子決済(※)に対応しています。

(※)特急停車駅:淀屋橋、北浜、天満橋、京橋、枚方市、樟葉、中書島、丹波橋、七条、祇園四条、三条、出町柳

(※)現金での支払いはできません。

券売機の操作はとても簡単で、乗りたい列車と降車駅を選択するだけです。

操作にまごついていると、目の前に停車している列車のプレミアムカーアテンダントさんが案内してくださりますw


↑シートマップから好きな座席を選ぶことも可能。

「プレミアムカー料金」は淀屋橋・京橋~樟葉まで、出町柳・三条~香里園までが400円、それを超えると500円となっています。

時刻表・料金 – 京阪電車 <座席指定>特別車両 PREMIUM CAR
https://www.keihan.co.jp/traffic/premiumcar/about/

淀屋橋~出町柳の「普通運賃」が480円なので、プレミアムカー利用時は合計980円と、ほぼ倍額になってしまいますが……それほどの価値があるのかどうかは、次の項目以降で明らかになります。


↑淀屋橋駅では改札外コンコース(大阪メトロ御堂筋線との乗換え経路)にもあります。

キャッシュレス券売機のご案内 – 京阪電車
https://www.keihan.co.jp/traffic/premiumcar/ticket/cashless.html

なお、2021年9月25日のダイヤ変更にて「快速急行」にもプレミアムカーが設定されましたが、快速急行のみが停車する「守口市、寝屋川市、香里園」にはプレミアムカー券売機が未設置であり、改札外のインフォステーションにて対応しています。


↑寝屋川市駅の掲示。守口市駅、香里園駅も同様の対応です。

2021年9月25日ダイヤ変更についてはこちらから。

赤い車両と青い車両、どっちが良いの?

プレミアムカーは8000系(赤い車両)と3000系(青い車両)に設定されていますが、それぞれに違いはあるのでしょうか?

結論から言いますと、青い3000系のプレミアムカーのほうがオススメです。
具体的な違いについては、これ以降で細かく紹介します。

8000系「赤いプレミアムカー」

8000系(2扉車)のプレミアムカーは既存の6号車を改造して導入され、2017年8月から運行しています。


↑特急、快速特急洛楽、ライナーに使用される8000系。

6号車のプレミアムカー化改造に際しては淀屋橋側の扉は撤去され、1両に1か所のみの乗降口となっています。


↑金色の扉が特別感を演出しています。

プレミアムカーには専任アデンタントがおり、乗車の際にはお出迎え、後者の際にはお見送りをしてくださります。


↑行先表示器には発車時刻等も表示されます。

それでは続いて、車内の様子を見てみましょう。

乗降口(デッキ)部分との仕切りは落ち着いたデザインとなっており、5号車側(出町柳側)に2列の座席と荷物棚が、4号車側(淀屋橋側)に11列の座席が配置されています。


↑5号車側が1~2列目、4号車側が3~14列目。

プレミアムカーの座席は2列&1列のリクライニングシートで、一般車の2列&2列の転換クロスシートよりも、かなりゆとりのあるつくりになっています。


↑2列側がA席・B席、1列側がC席です。

シートは近鉄アーバンライナーのデラックスカーで採用されている「ゆりかごシート」のようにホールド感があり、2名掛けのA席・B席で相席になっても隣があまり気になりません。

車内のデザインがとても洗練されていて、何も知らされずに乗ったら「平成元年に登場した車両を改造した」とはとても思えませんw


↑各席にテーブル、ドリンクホルダー、コンセントを完備。

なお8000系プレミアムカーの数少ない弱点として、既存車からの改造であるため、元々ドアがあった位置に大きめの窓枠があり、眺望が悪くなる座席が存在します。

下り(淀屋橋行)では10~12列目、上り(出町柳行)では11~13列目がこれにあたります。

3000系「青いプレミアムカー」

3000系(3扉車)のプレミアムカーは新造車両を連結して導入され、2021年1月から運行しています。


↑快速急行、特急、快速特急洛楽に使用される3000系。


↑2021年に新造された6号車。

3000系6号車のプレミアムカーの乗降口は、8000系と同様に1両に1か所のみとなっています。

3000系の行先表示器はAGCが新たに開発した「infoverre Window シリーズ Bar タイプ」というものが採用されており、複層ガラスの層間に液晶ディスプレイを内蔵しています。液晶はLEDに比べてクッキリした高精細な表示になっています。

それでは続いて、3000系プレミアムカー車内の様子を見てみましょう。

乗降口(デッキ)部分の感じは8000系と同様であり、5号車側(出町柳側)に2列の座席と荷物棚が、4号車側(淀屋橋側)に10列の座席が配置されています。


↑5号車側が1~2列目、4号車側が3~13列目。
8000系に比べて1列少なくなっています。


↑2列側がA席・B席、1列側がC席です。

車内の雰囲気は8000系プレミアムカーと同様になっています。


↑各席にテーブル、ドリンクホルダー、コンセントを完備。

なお3000系プレミアムカーは新造車ということで、座席と窓の位置が一致しており、8000系のように眺望の悪くなる席は無くなっています。

また、座席配置の最適化により1列少なくなり、シートピッチが少々広くなっています。

以上のように、青い3000系プレミアムカーは赤い8000系の持っていた弱点を解消するように造られた車両であり、乗車時に選ぶ余裕がある場合には、ぜひ青い3000系プレミアムカーのご利用をオススメいたします。

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